ピークデザイン(Peak Design) エブリデイスリング10L V2 レビュー / PCも入るカメラバッグ

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本記事ではピークデザインのショルダーバッグ「エブリデイスリング 10L V2」を紹介します。

ショルダータイプのバッグは、斜め掛けしたまま素早く中身を取り出せるので、移動・撮影を繰り返すようなシーンに適しています。

長期間使ってみての使用レビューなので、細かな所も含めて説明していきます。



▼日常カメラバッグ、旅行用ショルダーなど幅広く活用できます。




▼YouTubeでも紹介していますので、ご覧ください。




everyday sling 10L V2 とは?

サイズと機能のバランスがとれた、「オールラウンドメッセンジャーバッグ」

デザイン性の高いカメラバッグや周辺用品を手がける「ピークデザイン」の定番ショルダーバッグ。

旧モデルV1と比較するとよりすっきりとしたフォルムになっており、使用するシーンを選ばない汎用性の高さがうかがえる。

▲こちらが旧モデルV1


V2になってよりすっきりした外観は、普段使いのメッセンジャーとして、旅行用のアクティブバッグとして、また黒スーツでお仕事される式場カメラマンさんの仕事バッグとして、様々な用途にマッチすることでしょう。




主な仕様

10L6L3L
外寸H26xW42xD15cmH24xW34xD13cmH19xW30xD12cm
内寸H23xW31xD11cmH21xW28xD9cmH17xW19xD8cm
重量880g(中仕切り含む)780g(中仕切り含む)550g(中仕切り含む)
付属品中仕切り×2、ストラップ×2


今回ご紹介するのは左の10Lです。

外寸・内寸は数値を見ても想像しづらいので、後ほど写真で確認していただきたいと思います。

重量は中仕切りを含めて880g。

6Lと比較しても100gしか重量が変わらないのが特徴で、素材の軽量性が見て取れます。


日常使いだと6Lと迷う人も多いと思います。

一つの目安として、ノートPCを無理なく収納できる点で10Lの汎用性の高さが挙げられます。

私にとっては、この点が外観の大きさよりも優先する事項だったので、迷わず10Lを使用しています。


▲6Lタイプ

▲3Lタイプ


使用イメージ

撮影シーンでは、前がけすればすぐに中身にアクセスできる。
撮影時バッグに腕を置けば、カメラの安定性を高めるような使い方も。



背中側に回せばシンプルなメッセンジャーバッグのように。


ピークデザインのキャプチャーと併用すれば、さっとカメラを掛けて両手を自由に使える。



中仕切りを使用して、カメラとレンズをそれぞれ収納。
レンズ付きカメラを横にも縦にも収納することができる。



スーツケースと合わせて使用することも可能。


外観

前面:少し丸みのあるフォルム

表面には小物入れファスナーの取っ手が見えます。


背面


側面:薄型のつくりです


底面:平らになっているので、バッグを置いたとき自立してくれます


上方より


ショルダーベルト取り付け部:余ったベルトを収納できるのですっきり見えます




メイン収納部

ファスナーを全開した様子。
このままでは開口部はあまり広くない。
中身が外に落ちないようなつくりになっています。



手で広げるとガバッと開きます。
カメラの出し入れはこのように開いて行います。



付属のディバイダーでこのように仕切る事も可能。



収納したのはSONYα7Ⅳ ✕ tamron28-200mm & FE35F14GM



私は仕切りを使わずに、このように収納しています。

空間を仕切ると、どうしてもデッドスペースが生じてしまうので、予備レンズはポーチに入れてバッグに収納しています。(他機材と干渉して傷がつくのを避けるため)


収納部は柔らかい材質なので、カメラなどの精密機器に傷がつく心配がありません。

このあたりは「カメラバッグ」としての造りが感じられます。

また、ボディー全体に適度な厚み・クッション性があります。

カメラを入れたまま地面に落下したとしても、おそらくダメージは少ないと思います。




内側上部には小物を入れるスペースがあります。

さらに小さな個分けスペース(6箇所)もあり。

メモリーカードや予備バッテリー、クロスなどの収納が想定されます。



私はここにポケットティッシュやリップクリーム、日焼け止めなどを入れていることが多いです。

アクセスしやすいので重宝しています。




オプション

キャプチャー

側面には同じくピークデザイン製の「キャプチャー」を取り付けることができます。



上からスライドインするだけでしっかりとロックすることができます。



両手を空けたい時に、さっとバッグ横にカメラを下げることができます。

カメラストラップが邪魔な時は、こんな運用の仕方がいいですね。




底面ストラップ


付属のストラップを使って、底面に三脚等を固定することができます。

小型の三脚なら結構しっかりと固定されるので、実用として耐えうる構造かと思います。





エブリデイスリング10Lの良いところ

長さ調整が簡単なショルダーベルト

このU字のバックルを起こすと簡単に長さ調整ができます。

背負ったまま調整できるので、忙しい撮影時でも使いやすい長さに瞬時に変更できます。




ベルトの付け根部分は背負い方に応じて自在に角度が動く使用になっています。

これによって肩にかけた際、最適なフィット感を得ることができます。




ノートPCをしっかり収納できる

このように「MacBook Air M1 13インチ」を余裕で収納できます。

ちょっとカフェでPC作業、という時にもサッと担いで出かけられます。




上部の持ち手が便利

さっと持ち上げる時にこの上部の持ち手が便利です。



こんな感じに。




また、スーツケースのキャリーハンドルにちょうど固定できる内寸となっているので、このように使用することも可能。

実際、海外旅行の際はとても便利に使うことができました。





エブリデイスリング10Lの気になるところ

前面収納がちょっと取り出しにくい

前面収納は薄い小物を入れるのに適しています。
例えばスマホを入れてみます。



しっかりと収まるのですが、少し取り出しにくいです。

落としにくい・盗まれにくい、と前向きに考えて使用しましょう。




長時間使用していると肩が疲れる

これはショルダーバッグ全般の宿命ですね。

エブリデイスリング10Lもノートパソコンが入る容量を誇るので、詰め込めば詰め込むほど重くなります。

重い物を長時間持ち運ぶ場合は、無理をせずにリュックタイプのものを利用しましょう。




リュックタイプとの使い分け

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こちらは同じく日常のカメラバッグとして愛用している「WEXLEY STEM BACKPAC」

シンプルかつ必要十分な容量がは日常使いに最適です。

HAKUBAのインナーソフトケースを入れると、リュックが自立するようになるのでオススメです。


ショルダーバッグよりも「長時間」「重い物」を携行する時は、このリュックタイプを使用しています。

また、機材等の出し入れが頻繁になることが予想される時は、本記事紹介の「エブリデイスリング10L」を使用するようにしています。




まとめ

ピークデザインのショルダーバッグ「エブリデイスリング 10L V2」をご紹介してきました。

カメラバッグも各社種類が多く、購入検討すると迷ってしまいますよね。

私は比較的多くのアイテムを持ち歩きたいので10Lにすることに迷いはありませんでした。

もっとミニマルに行動したい方は6Lという選択の方が幸せになれるかもしれません。(ノートPCは入らないので、iPad派の方に良いかもです。)


機材や周辺用品の購入を検討するのも、カメラという趣味の楽しみの一つですね。

この記事がバッグ選びの参考になれば幸いです。

ご覧くださり、ありがとうございました。




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