こんにちは。
本記事は、シンガポール旅行記と各種情報のまとめ記事です。
【準備編】、【行程前編・後編】と3編に分けて記載。
準備編では、旅に先立って用意しておくべき物事を厳選してピックアップ。
行程編では、主要スポットの写真とともに、いわゆる旅行記として綴ります。
本記事は【行程編 前編】です。
▼準備編はこちら。
▼後編はこちら。
シンガポール旅行を検討されている方の参考になれば幸いです。
旅の概要
今回は、2泊5日(1日目、5日目は機内泊の移動日)での弾丸旅行です。
1日目:羽田空港発22:45、シンガポール航空便にてシンガポールのチャンギ国際空港へのフライト
2日目:5:15チャンギ国際空港着→ホテルへ荷物を預け、MRT(地下鉄)で市内観光→ナイトバスツアー
ーーーーーーーーーーー▲前編ーーーーーーーーーーー
3日目:9:00デイバスツアー→市内観光
4日目:11:00ホテルチェックアウト→チャンギ国際空港観光→22:45発、シンガポール航空便にて羽田空港へのフライト
5日目:6:45羽田空港着→帰路へ
仕事の都合で5日間確保するのが精一杯だったので、往復ともに機中泊という強行スケジュール。
さて、どのような旅になったか、どうぞゆっくりご覧ください。
旅行記(photolog)
では、旅の様子を写真で紹介していきます。
シンガポール旅のイメージ作りに役立ててもらえたら嬉しいです。
1日目:羽田空港第3ターミナルでの手続き、搭乗まで
往路航空機の出発時刻は23:15、搭乗時刻(Bording time)は22:45。
(事前にネットで遅延情報が確認されており、出発時刻が22:45→23:15と変更されていました)
余裕を持って、19:00には3F出発ロビーに到着していました。
当初出発予定時刻の3時間45分前という、超安全行動。
▲羽田空港第3ターミナルのフロアガイドはこちらをご覧ください。
グローバルWiFi(ポータブルWiFi)の受取り
いったん2F到着ロビー階へ移動し、事前に予約していたポータブルWiFiを受け取ります。
今回利用するのは「グローバルWiFi」という最大手のポータブルWiFi。
扱いやすくて安定した通信環境のポータブルWiFi、詳細は「準備編」をご覧ください。
▲こちら準備編の記事です。
快適な旅の準備をまとめました。
グローバルWiFiは予約時に発行されるQRコードを使い、無人ロッカーで受け取ることができます。
待ち時間無しで快適です。
搭乗券・受託手荷物タグのプリントアウト(チェックイン)
3F出発ロビーに戻って自動チェックイン機での手続き。
今回は事前にWEBチェックイン済なので、ここでは搭乗券と受託手荷物タグの発行を行います。
▲WEBチェックインのやり方をまとめました。
事前に家で済ませた方が楽なので、積極的に利用して旅を快適にしましょう。
受託手荷物の預け入れ
先ほどプリントアウトした「バゲージタグ」を持ち手に通し、テープで接着。
タグの端にある半券「クレームタグ」を剥がして、搭乗券の裏に貼り付けておきます。
もしわからなければ、これは係員の方にやってもらった方が間違いがなくて良いですね。
▲イノベーター(INV50 38L Cabin)
私が使っている機能的でシンプルなスーツケース。
機内持ち込みも可能なサイズです。
(今回は家族の大きなスーツケースと一緒に預けました)
出発時刻の3時間前にカウンターに到着し、先頭から2番目でした。
振り返ると長蛇の列、、。(この写真から見切れた左後方にさらにずら〜っと並んでいます。)
この後の保安検査・ラウンジ入室の順番待ちを考えると、やはり早目早目の行動が大切だと思わされます。
保安検査・出国審査
出国検査の様子。
私が先に通過し、後方の家族を振り返った一枚。
パスポートを開いてスキャンさせ、顔認証で判別されます。
自動化され便利になりましたね。
(保安検査は従来通り、機内持ち込み手荷物・身の回りの金属類をトレーに乗せてベルトコンベアへ。本人はX線検査&ボディーチェックという感じでした。)
TIATラウンジへ
保安検査を終えると、すぐ目の前にエスカレーター。
上に「TIATラウンジ」の文字が見えています。
▲TIATラウンジの利用レポートです。
雰囲気・サービス内容等をまとめています。
プライオリティパスを持っていると入れる、ワンランク上のラウンジ。
シャワーを浴びたり軽食を食べたりと、搭乗時刻までの時間をゆったりと過ごすことができます。
※誰でも利用できるラウンジは狭くて混雑している所が多いので、利用者を限定しているラウンジが快適な旅には欠かせません。
▲プライオリティパスは「楽天プレミアムカード」を保有することで、お得に入手することができます。
こちらは発行までの流れを記載した記事です。
搭乗口へ移動
搭乗時刻は22:45、出発時刻は23:15です。
余裕を持って22:30までに搭乗ゲート前に到着できるように移動しました。
搭乗時刻にゲート前にいないと即搭乗不可、というわけではありませんが、遅くとも5分前には到着するようにしましょう。
特に海外の空港の場合、誰も呼び出してくれません。
すべて自己責任なので、余裕をもった行動を心がけましょう。
結構離れた場所まで移動します。
こちらが今回の搭乗口。
優先搭乗案内の方々の搭乗が済んでから、エコノミークラスの搭乗が始まります。
グループ毎に案内されるので、搭乗券で自分のグループNo.を確認しておきましょう。
搭乗・機内の様子
今回のチケットは通常のエコノミー。
シート間隔はごらんのとおり、決して広いとは言えません。
私は身長175cmの痩せ型ですが、リラックスして眠るにはちょっと手狭な感じです。
シートには最初から枕とブランケットが置かれていました。
機内は空調で冷え込むので、就寝時は肩から足先までブランケットをかけて過ごしました。
▲機内用の折りたたみスリッパはマストアイテム。
靴を脱ぐことでリラックスできますね。
離陸後安定飛行に入るとまず温かいおしぼりが配られ、その後、順次食事の準備が始まります。
どうやら2種類から選べるようです。
飲み物は色々と選べます。
もちろんアルコール類もオーダー可。
メニュー1:鳥のつくね焼き
メニュー2:ハンバーグ
家族と別のものをオーダーしてみました。
深夜0時の食事、罪悪感の塊ですが美味しいのでしっかりといただきました。
その後、眠ったのか眠っていないのか、そんな時間を数時間すごしていると朝になり到着です。
エコノミーの深夜便、熟睡できるとは思ってはいませんでしたが、結局ほとんど眠れませんでした、、。
座った体勢で、しかも狭い空間、どうやっても快適には過ごせませんね、、。
さあ、この睡眠不足を背負ったまま旅の始まりです!
2日目:シンガポール到着〜マリーナ〜リトルインディア〜ナイトツアー
シンガポールの空の玄関口「チャンギ国際空港」に到着。
アジア有数のハブ空港で、とても近代的で美しい空港です。
施設内にはこんな滝まであります、、。
入国審査
入国審査は無人化されています。
パスポートとカメラでの顔認証、指紋の登録(右手親指)を済ませると通過できます。
ちょっとまごついていたら、係員の方が身振り手振りで案内してくれました。
近年、様々なことが無人化されていますが、旅のいたるところにITの恩恵を感じます。
一方で、ITに疎い年配の方々は取り残されてしまうんだろうなあ、と。
ITが苦手な方は、割高な「ツアー旅行」一択になってしまいますね。
受託手荷物の受け取り
手荷物受け取り場所。
天井が高く、開放感がありますね。
ベンチに座って荷物整理、化粧室で身支度を整えます。
▲旅には欠かせない携帯用ハミガキセット。
ケースの蓋が小さなコップになっているので、化粧室でいつでもクリーニングできます。
私はこのクリニカの製品を職場・旅行用と2つ持っています。
キャッシング
今回の旅では両替所の代わりにクレジットカードでのキャッシングを利用してみました。
両替のレートとキャッシングの利息を比較すると、キャシングの方が実は有利でした。
どのATMも「VISA」や「Mastercard」に対応しているので、ほとんどのクレジットカードでキャッシングできます。
言語に「日本語」は無かったので、「English」で手続き。
迷ったらスマホカメラを利用して翻訳しながら進められるので大丈夫です。
無事、シンガポールドルをキャッシングできました。
今回はひとまず200S$(約22,400円)を入手し、不足しそうになったら市中でまたキャッシングする作戦です。
※シンガポールはキャッシュレス決済が広く普及しているので、現金で大金を持ち歩く必要がないのが嬉しいです。(ちなみにチップの文化も無いので、小銭を用意しておく手間も省けますね。)
スーツケースを預けにオーチャードのホテルへ移動
空港からホテルまでの移動は、配車アプリ「Grab」を利用。
初めての利用なのでドキドキしましたが、意外とスムーズに利用できました。
運転手さんも感じの良い方で好印象。
▼こちらは配車アプリ「Grab」の使用体験記事です。
アプリのインストールから実際の使用レポートまで記載しているので、参考にしてみてください。
ホテルから徒歩でオーチャード駅へ、MRT(地下鉄)でマリーナベイ駅へ移動
▲今回2泊予定の「ヨークホテル」。
オーチャード駅から徒歩10分程度。
ホテルから徒歩でオーチャード駅へ。
地下鉄乗り場へ移動。
地下鉄(トムソン・イースト・コースト線)で6駅、「マリーナベイ駅」へ到着。
駅を出ると目の前に「マリーナベイサンズホテル」がそびえます。
マリーナ・ベイ・サンズまで散歩移動
日本とはちょっと違う道路風景。
横断歩道はこんな表示です。
押しボタンを押して歩行者が渡れるようになるとカウントダウンが始まります。
結構あっという間なのでモタモタせずに渡りましょう。
ちなみにシンガポールの交通はせわしないです。
日本のように歩行者に対して甘々ではないので、注意してキビキビ歩きましょう。
余談ですが、軽い気持ちでマリーナベイ駅からベイサンズまで歩いたのですが、暑さもあってか結構キツかったです。
ちなみに最寄り駅は「ベイフロント駅」なので、無理せず「サークル線」に乗り換えて一駅隣の最寄り駅まで行くのがベターです。
▲ベイフロント駅
マリーナベイサンズ
しばらく歩いて、やっとのことでマリーナベイサンズに到着。
外はとっても暑いのですが、建物の中はしっかりと冷房が効いていて快適です。
吹き抜けの空間が開放的。
エスカレーターが天井を貫いています。
ショッピングゾーンのカフェの素敵なこと。
私達のような一般人には、ちょっと敷居の高いエリアだったので素通り、、。
写真下の部分には水が流れていて、小さな船でミニクルーズも行われています。
ベイサンズのフードコートで昼食。
写真は名物チキンライス。
そしてもう一つの名物「コピ」と「カヤトースト」。
半熟卵がセットでついてきます。
フードコートの利用方法は日本のそれとほとんど同じです。
まずはティッシュやハンカチを使って場所を確保し、各お店でオーダーします。
その場で待つ場合と、ブザーを渡される場合、様々ですが特に戸惑うことは無いと思います。
オーダー時の英語がちょっと難しいですが、指差しと片言の英語でなんとかなりました。
伝えるのは何とかなるのですが、流暢な英語を聞き取るのが難しいですよね、、。
リスニングを鍛えたいと思わされました。
ショップエリアから橋を渡って、マリーナベイサンズホテル方向に進みます。
目的地はガーデンバイザベイという有名スポット。
見上げればあの有名ホテル。
ホテルの中を通過。
素敵な空間ですね。
いつかこんなところにさらっと泊まれる人間になりたい。(無理)
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
ホテルを抜けて少し歩くと、目的地の「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」に到着。
東京ドーム21個分(この例えが適しているのかどうかはさておき、、)という広大なエリアに、巨大な人口ツリーや空中遊歩道など、エンタメあふれる庭園が広がっています。
少し手前のビュースポットからの一枚。
ツリー真下から見上げてみた。
園内のオブジェ。
規模感がバグってる、、。
どこか中華的な感じがしますね。
園内を少し散策して、目当ての植物園「フローラルファンタジー」へ。
すでに暑さでバテ気味だったので、室内へ避難です。
色とりどりの花が出迎えてくれます。
施設内はしっかり冷房が効いていて快適!
化粧室はどこも清潔で好印象。
シンガポールはどこもトイレが綺麗です。
平日だったのでほぼ貸し切り状態でした。
午後の暑い時間帯、避暑地としても入る価値ありです^^;
ベイフロント駅からMRT(地下鉄)ダウンタウン線でリトル・インディアへ
次はシンガポールにあってインドを感じられるリトル・インディア「小印度」へ向かいます。
まずは地下鉄に乗るために「ベイフロント駅」へ。
ダウンタウン線に乗って4駅でリトル・インディアに到着。
色鮮やかなマーケットやウォールアートが見どころのインド街。
本格的なインド料理も味わえます。
このように、街には鮮やかな色が沢山。
壁面もいい感じですね。
スナップもはかどる。
▲今回の旅のお供は「GRⅢ」。
荷物は極力減らしたいので、ポケットサイズのスナップシューターは海外旅行に最適です。
屋台のような店構えだけど、家電製品やスマホも普通に売っている。
ゆっくり半日くらい歩き回りたいところです。
なかなか日本では目にできない光景ばかり。
段ボールもちょっと違って見えるから不思議。
皆さん暑いのに平気そうでした。
我々はすぐに疲れて、日陰で休憩。
さてホテルへ戻りましょう。
リトルインディア駅からドビーゴート駅で乗り換え、オーチャード駅へ
まずはリトルインディアからノースイースト線でドビーゴート駅へ。
一駅の区間です。
ここでノースサウス線に乗り換えてオーチャード駅へ向かう
▲オーチャード駅
徒歩でホテルへ(ヨークホテル)
オーチャード通りにはショッピング施設が立ち並びます。
19世紀まではこのあたりにナツメグなどを栽培する果樹園(オーチャード)があったこのが名前の由来とのこと。
今や高級ホテルやショッピングセンターなどが集まり、一大観光地になっています。
通り沿いにあった「セブンイレブン」で水などを購入。
知っているコンビニの存在になんとなく安心する。
ホテル近くの一角、雰囲気あります。
きっと高級住宅街なんだろうと想像。
しばらく歩いてヨークホテルに到着。
チェックインを済ませて部屋に入ろうとするが、カードキーの電池切れでスタッフに交換依頼。
英語で説明するのが大変、、。
部屋に入ると3シングルのはずがベッドは2つのみ、、。
スタッフに依頼するも対応がとっても遅いので、旅行会社からホテル側に申し入れてもらいました。
そしてやっとのことで3つ目のベッド・アメニティ類が運ばれてくるという感じ、、。
国外では日本品質のサービスを期待してはいけないということを、身をもって感じました。
※もちろんホテルに対する事後評価にはしっかりとクレーム内容として記載。
サービス品質の向上につながればとの思いです。
▲ホテルでの電気製品の充電には変換プラグが必要です。
私はこのUSBポート付きのものを使用しています。(全世界対応)
Grabを利用して、ホテルからマックスウェル(中華街)へ
休憩後、気を取り直してHIS無料付帯ツアーの集合場所へ。
歩き疲れたので、またGrabを利用して楽々移動。
中華街へと向かいます。
中華街にある「マックスウェルフードセンター」で食事と思っていたけど、中は熱気で暑くていられませんでした。
通り向かいに良さそうなお店があったので、迷わずこっちで食事。
店の前にテーブルが出ていて、露店のような感じで食事できました。
ツアーの集合場所、「ブッダトゥースレリック寺院」
ナイトバスツアー
オープンデッキのバスにみんなで乗って、市中バス観光へ。
こちらはHIS経由で航空券を購入した方々のみのツアーらしいです。
蒸し暑いシンガポールでも風を感じるナイトバスにはちょうどよい。
大都会の真ん中を駆け抜けます。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイでイルミネーションショーを観ます。
観客がとっても沢山、、これが毎日繰り返されていると想像すると、シンガポールの急速な発展も頷けます。
再び夜風を感じながら走ります。
看板や木々が頭上スレスレに迫るスリル!
そして運転は荒い。日本ではありえない感じで楽しい。
マリーナ・ベイ・サンズに到着して下車。
最後に噴水ショーを観て解散となりました。
後編へ続く(3〜5日目)
前編では出国から2日目の夜までを掲載してきました。
後編では3日目朝から5日目帰国までのご紹介です。
▼引き続き後編もご覧ください。
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