本記事では、SONY GMレンズ SEL35F14GM 一本で撮影したポートレート作例を掲載します。
街中を歩きながらスナップ感覚で撮影するので、この35mmレンズをチョイスしました。
周囲の情報を適度に取り込めるので、今回のような撮影には適していると思います。
それでは作例を中心にご覧ください。
作例はRAW撮影ですが、現像時にSONYのスタンダードの設定を適用
レンズの特性を伝えるために色味のレタッチは行わず、ほぼ撮って出しの状態にしている
▼SEL35F14GM:寄って良し、引いて良し、とても使いやすいレンズです。
▼バリアブルNDフィルターを使用。
snapshot / スナップショット
ストリートスナップ的な一枚。
並走しながら小気味よく撮ったが、AF性能のおかげで被写体にしっかりフォーカスできている。
後ずさりしながら、少し近い距離で撮影。
この距離感でもF1.4開放であればしっかりとしたボケが得られる。
さらに寄って開放で撮影。
ピントを眼から外してしまったが、こういう微妙なフォーカスでの表現もできる。
木漏れ日の中、綺麗な明暗。
強烈な逆光シーンだが、嫌なゴーストも発生していない。
前ボケも後ろボケもいい感じに写ります。
光を探してシャッターを切ります。
ポージングは完全にモデルさんにおまかせ。
こちらも光があったので撮った一枚。
NDフィルターを付けたまま暗い所に入ったので、iso3200で少しノイジー。
35mmはストリートにベストマッチ。
28mmとなると歪みを気にしてしまう。
終始開放付近での撮影。
ポージングはほぼモデルさんにおまかせでしたが、実力派のモデルさんなのでむしろその方が良かった。
ロケーション
▲東京の撮影会を経由しての撮影でした。
上野というチョイスはちょっと意外でしたが、歩いてみると色んな景色があって面白かった。
camera & lens / カメラとレンズ
▲SONY a7sⅢ:約1,200万画素フルサイズ機。
ポートレートではメイン機として使っています。
▲SEL35F14GM :私自身初めてのGMレンズ。
現在最も出番の多いレンスです。
▲昼間でも開放F1.4で撮影するにはNDフィルターが必須。
私はマルミのバリアブルNDフィルターを使用しています。
afterword / あとがき
このGMレンズ、もともと今回のような撮影のために購入したレンズでした。
50mmだと街並みを取り込むのが難しい場面でも、35mmだとちょうどよく人物に絡めることができます。
またF1.4の美しいボケ感は、撮っていてとても楽しい。
少し離れて撮影しても被写体が引き立つ感じは独特ですね。
そしてちょうど良いサイズ感なので、手軽に扱うことができます。
今後のポートレート撮影でも、出番が最も多くなると思っています。
ご覧いただき、ありがとうございました。
参考になったら幸いです。
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