FUJIFILM X-T4 / フィルムシミュレーション 「プロビア」で撮る秋景色

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本記事では、FUJIFILM X-T4のスナップ作例を掲載します。

使用するフィルムシミュレーションはPROVIA(プロビア)。

今回はカスタマイズせずに、このシミュレーションのベーシックな色味を載せていきます。

いつものようにノートリミング、ノーレタッチの写真です。

作例としてご覧ください。



▼X-S10 フィルムシミュレーション12種のまとめ記事はこちら

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フィルムシミュレーション : PROVIA(プロビア)とは

プロ用のリバーサルフィルムのスタンダードタイプ「フジクローム・プロビア」がベース。

多くの方が心地よく感じる色再現を追求し、風景から人物まで、あらゆる被写体に対応するオーマイティなフィルムシミュレーション。

別名「スタンダード」だが、決してニュートラルという意味ではない。

コントラストは中庸よりも少し高く、色味も鮮やかに表現される。

迷った時はまず「プロビア」と言われるが、それだけ間違いの無い写りが期待できるシミュレーションだと言える。



snapshot / スナップショット

58mm(換算)| F5.6 | ss1/180 | iso160
11月の16時の光
斜めから入る光が長い影を作っていた


60mm(換算)| F4 | ss1/3200 | iso320
水溜りと落ち葉が綺麗だったので、ぐっと近寄ってみた


82.5mm(換算)| F9 | ss1/320 | iso320
秋の赤を一枚


51mm(換算)| F3.6 | ss1/4000 | iso320
何気ない風景を撮りたくなるのが、プロピアの魅力でもある


82.5mm(換算)| F9 | ss1/60 | iso1250
シャドウトーンの写り


82.5mm(換算)| F6.4 | ss1/150 | iso320
ベルビアやアスティアほどではないが、適度に鮮やかな発色


31mm(換算)| F3.6 | ss1/80 | iso320
カフェの中からの一枚、程よい明暗がその場の情景を伝える
記憶色を感じる一枚


40mm(換算)| F7.1 | ss1/640 | iso160


78mm(換算)| F14 | ss1/125 | iso500



66mm(換算)| F7.1 | ss1/340 | iso160
自然な色合いだが、決して単調ではない



location / ロケーション

▲鉄道の街「新津」、山手線の車両もここで製造されている


▲北方文化博物館、紅葉シーズンとても美しい場所


▲亀田公園:公園も秋になると色鮮やかなフォトスポットになりますね

 

camera & lens / カメラとレンズ

▲FUJIFILM X-T4

 

▲標準ズームレンズ XF18-55mmF2.8-4 R OIS

 

▲ピークデザインの脱着可能ストラップ。
小型カメラと相性がとても良いです。
長さ調整が楽なので、たすき掛け、首下げ、自由自在です。

  

  

gallery / ギャラリー




afterword / あとがき

色鮮やかな季節をプロビアで撮影してきました。

どこか記憶に残るような色合いで、ファインダーを覗くのが楽しみになりますね。

季節ごとにお気に入りのフィルムシミュレーションを使い分けるのも楽しみの一つです。

夏はベルビア・アスティア、冬はクラシッククローム、春・秋はプロビアetc…

とは言っても、プロビアは通年で最も使用するシミュレーションです。

過度な特徴をもたせていないので、どんなシーンでも使用しやすいですね。


2023/11/25発売のX-T5でも、引き続き使用してみたいです。

ご覧くださり、ありがとうございました。


▼X-T4の弟分、X-S10のレビューを書きましたので、こちらもどうぞご覧ください。

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