デロンギ マルチダイナミックヒーター WIFIモデルレビュー / 暖かい?エアコンは必要?

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こんにちは。

みなさん、冬の暖房器具は何をお使いでしょうか?

我が家は十数年ずっと夜間電力を利用した「蓄熱式暖房機」を使用してきました。

ところが、昨今の電気料金の値上げと、夜間電力料金の値上げにより「蓄熱式暖房機」を使用し続けることで電気代が高くなってしまっていました。
(蓄熱式は大量の熱量を蓄えるために、多量の電気を使用する暖房です。)


そこで、今冬から「エアコン」と「デロンギマルチダイナミックヒーター」の併用で生活してみることに。

12月から使い始めて、電気代・暖かさなど、実際のところがわかってきたので記事にします。

本製品を検討している方の参考になれば幸いです。

▲我が家が使用しているのは、もっともパワーの強い10〜13畳用のWIFIモデルです。





YouTube レビュー映像

YouTubeでもレビューしています。

よろしければご覧ください。



使用製品:MDHAA15WIFI-BK

私が使用しているのは、1500W 10〜13畳用のWIFIモデルです。

他にも、1200W 8〜10畳用900W 6〜8畳用があり、それぞれにWIFI搭載・非搭載モデルがあります。

カラーはBK/ブラック(私が使用している、横が白色のもの)と、PB/ピュアブラック(全体が黒色のもの)の2種類です。


外観

すっきりシンプルなデザインで、空間にさりげなく調和してくれます。



薄型なのであまり場所をとりません。






特徴

キャスター付きで、簡単に移動できる

しっかりとした足とキャスターが付いているので、自由に移動することができます。

寒い時は体の近くに持ってくると暖かさをより実感できます。

電源コードは背面部に巻いて収納できます。



両端には指をかけるための持ち手があるので、持ち上げて移動することもできます。




ほぼ無音なので、寝室でも快適

就寝時は音が気になるものです。

このヒーターはほぼ無音なので安心ですね。

また、温度を低くして夜中も付けていられるので、朝も快適に起床できます。

むしろ寝室にこそおすすめです。



風が出ないのでホコリが出ない、乾燥しない

ファンヒーターやエアコンと違い、本体にはファンが付いておらず温風は出ません。

床のほこりを巻き上げることも無いので、ハウスダストも気になりません。

また、あまり乾燥する暖房ではないので、のどに優しく、ウイルス対策にも良い暖房です。


本体内の金属モジュールを電気で暖めて、その輻射熱で部屋を暖める仕組みになっています。

本体上部からは暖められた空気が上へ上がっていくので、手をかざすとストーブのように暖かさを感じることができます。




スマートフォンアプリについて

メイン画面です。

上部の5つのアイコンは左より、

・マニュアルモード

・コンフォートモード

・ナイトモード

・凍結防止モード

・MySleep機能




このように曜日・時間ごとにスケジュール運転を設定できます。

一日の途中でOFFにして、また数時間後にONにするというような使い方もできます。



本体前面での操作よりも、アプリで使用することを前提にしているようです。

アプリの挙動が少しゆったりしているのが残念なところです。

これについてはアップデートを期待します。





実際、暖かさはどうなの?

前提条件

我が家のリビングダイニングは約14畳。(比較的気密性の高い住宅です)

居住地は雪国「新潟」。

冬は最低気温は0〜5度、最高気温も常に一桁台という地域です。



マルチダイナミックヒーターだけだと寒い

結論になりますが、本製品だけでは新潟の冬は寒くて暮らせません。

朝は必ずエアコンで一気に暖めないと、部屋は長い時間寒いままです。




エアコンとの併用で快適に暮らせます

その一方で、エアコンで暖まった部屋の温度をキープする用途では「マルチダイナミックヒーター」が大活躍してくれます。

朝に一度室温を上げれば、日中はこのヒーターだけで生活できる日が多いです。

エアコンは乾燥するので色々と弊害が多いですが、マルチダイナミックヒーターのおかげで日中はエアコンに頼らなくても生活できるようになりました。

これは大きなメリットだと思います。




気になる電気代は?

昨年:蓄熱式暖房機

前提として、私の住む家はオール電化住宅です。

暖房・給湯等、すべてを電気で賄っています。

使用量(kWh)電気代(円)
12月請求分97532,157
1月請求分1,85263,088
2月請求分1,57844,711

1月請求分の使用量・電気代が大きいですね。

この請求を見て、何か対策しなければと思い現在に至ります。

2月は節約のために、蓄熱式暖房機の蓄熱量を抑えていたので使用量が減っています。(少し寒さを感じながらの生活でした。)

この時期は蓄熱式暖房機とエアコンの併用でした。

エアコンをつけっぱなしにすると乾燥するので、なるべく途中でOFFにしたいと思っていました。




今年:エアコン&マルチダイナミックヒーター

使用量(kWh)電気代(円)
12月請求分78422,519
1月請求分1,41442,691
2月請求分1,26737,360

昨年の1月請求分に比べて、使用量が大きく下がりました。

やはり蓄熱式暖房機の電気使用量の大きさが見て取れます。

朝晩冷え込んだ時はエアコンで一気に暖めて、OFFにした後はマルチダイナミックヒーターのみで過ごします。

マルチダイナミックヒーターはあまり節約せずに使用。

在宅ワークが多いので、昼間は常に設定温度を20度程度にしてつけっぱなしにしています。

朝に一度エアコンで温めれば、雪国新潟でもなんとかマルチダイナミックヒーターのみで日中を過ごせます。(こたつを併用すればさらに快適です。)




まとめ

今回は、デロンギのマルチダイナミックヒーターについて記載してきました。

良い点とイマイチな点を振り返ってみます。


良い点

・無風で乾燥しない、優しい暖房

・表面温度が低いので安全性が高い

・スケジュール運転が可能




イマイチな点

・暖房能力には限界あり(雪国のメイン暖房としてはパワー不足)

・アプリの機能がもうひとつ

・本体価格が高い



良い点・イマイチな点ともに3点ずつ記載しました。

デロンギのオイルヒーターと比べて暖まりが早いのが特徴ですが、それでも雪国のメイン暖房として使用するにはちょっとパワー不足は否めません。(エアコンと併用すれば結構幸せに暮らせます。)

関東圏のマンション暮らしの方(寒冷地でも気密性の高いコンパクトな部屋)であれば、おそらくメイン暖房として冬を過ごせるのではと思います。

また、アプリでスケジュール運転を設定すれば起床時・帰宅時にはすでに暖かい、という運用も可能でしょう。


電気代についてもちょっと心配していたのですが、ずっとつけっぱなしにしていても昨年の電気代を上回ることはなさそうなのでひと安心です。

もう少し上手に使って、電気の使用量を抑えながら暮らせればと思います。


メリット・デメリットありますが、総じておすすめできる暖房機器だと思います。

本体価格は高いですが、リビング・寝室どちらでも使用できる優しい暖房。

購入する前に、一度レンタルで使ってみてもいいかもしれませんね。


この記事が参考になれば幸いです。

ご覧くださり、ありがとうございました。







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