FUJIFILM(富士フイルム)X-T5 / フィルムシミュレーション「ノスタルジックネガ」は、優しい写り

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本記事では、FUJIFILM X-T5 のスナップ作例を掲載します。

今回使用するフィルムシミュレーションは「ノスタルジックネガ」。

温かみのある暖色が特徴的で、柔らかな印象が残る仕上がりになっています。

カスタマイズはせずに、そのままの色調を載せていきます。

作例としてご覧ください。




フィルムシミュレーション「ノスタルジックネガ」とは?

今までノスタルジックネガは、ラージフォーマット機のGFXでしか使用することができないシミュレーションでした。

最近になってX-H2S、X-H2、X-T5と使用可能な機種が増えてきたところです。

FUJIFILMのサイトでは以下のように説明されています。

カラー写真が作品として使用され始めた1970年代の写真集での「アメリカンニューカラー」ような色再現を目指したフィルムシミュレーションです。ハイライトはアンバーに味付けしつつシャドウ部も色乗りが良く、スナップ写真などに適しています。

FUJIFILM デジタルカメラ Q&A 回答


では、実際に使用してみた作例をご覧ください。





snapshot / スナップショット

35mm(換算)| F5.6 | ss1/750 | iso125
光の差した一角をスナップ。
まさにノスタルジックという感じですね。


30mm(換算)| F8 | ss1/70 | iso125
雁木の残る町並み。


27mm(換算)| F8 | ss1/100 | iso125
こんな風景があちこちにあります。


82mm(換算)| F5.6 | ss1/120 | iso125
少し色あせた感じがこのシミュレーションの特徴ですね。
温かみを感じる発色です。


82mm(換算)| F8 | ss1/105 | iso125
赤色にふわっとした温かみを感じます。


82mm(換算)| F8 | ss1/105 | iso125
通りにはプランターが置かれ、花を見ることができました。


27mm(換算)| F4 | ss1/900 | iso125
荒れ果てた廃屋。お墓が後ろにあると、より怖さが出ますね。


82mm(換算)| F5.6 | ss1/125 | iso125
何気ないものを適当に撮るのもいい。



location / ロケーション

▲新潟市秋葉区小須戸地区には、雁木のある昔ながらの風情が残ります。


 

camera & lens / カメラとレンズ

▲FUJIFILM X-T5

 

▲標準ズームレンズ XF18-55mmF2.8-4 R OIS

 

▲ピークデザインの脱着可能ストラップ。
小型カメラと相性がとても良いです。
長さ調整が楽なので、たすき掛け、首下げ、自由自在です。

  

  

gallery / ギャラリー





afterword / あとがき

新しいフィルムシミュレーションを試した一日でした。

スナップをしているとあっという間に時間が過ぎますね。


ネガといえば「クラシックネガ」が人気ですが、この「ノスタルジックネガ」は「クラシックネガ」ほど個性が強くない仕上がりなので、飽きずに使うことができるかもしれませんね。

どこか懐かしさを感じさせる、そんなフィルムシミュレーションです。


X-T5の運用にもやっと慣れてきました。

今後もフィルムシミュレーションスナップを続けていきますので、どうぞご覧ください。

今回もありがとうございました。



▼X-T5の弟分、X-S10のレビューを書きましたので、こちらもどうぞご覧ください。

FUJIFILM X-S10 レビュー / 初心者にもおすすめの小型ミラーレス一眼カメラ
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▼12種類のフィルムシミュレーション作例です。よろしければ、こちらもご覧ください。

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