FUJIFILM X-S10 / どこか懐かしい「セピア」で撮ってみた / photolog vol.49

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こんにちは、smallworks(smallworks10)にお越し下さりありがとうございます。
今回でフィルムシュミレーション作例が一巡します。
昔、よく撮った「セピア」を試してみました。
どこか懐かしさの漂う色味をご覧ください。

 

フィルムシュミレーション12種類

▼X-S10 フィルムシミュレーション12種のまとめ記事はこちら

FUJIFILM(フジフイルム)X-S10 フィルムシミュレーション全12種を使ってみた
本記事では、FUJIFILM X-S10に搭載されている12種類のフィルムシミュレーションを紹介します。数ヶ月かけて様々な場所で撮り歩いた作例です。それぞれのフィルムシミュレーションがどんなシーンにマッチするか、眺めながら想像してもらえたら嬉しいです。


X-S10のダイヤルを回すと、以下の順でフィルムシュミレーションが切り替わります。
今回は12番目の「セピア」です。
 

1 PROVIA / スタンダード
プロ用のリバーサルフィルムのスタンダードタイプ「フジクローム・プロビア」がベース。
多くの方が心地よく感じる色再現を追求し、風景から人物まで、あらゆる被写体に対応するオールマイティなフィルムシミュレーション。

2 Velvia/ビビッド
特徴(FUJI抜粋):プロ用超高彩度リバーサルフィルム「フジクローム・ベルビア」がベース。スタンダードな「プロビア」に対し、風景写真家が期待する鮮やかでメリハリのあるイメージカラーが特徴。

3 ASTIA/ソフト
ファッション・ポートレート撮影での使用を想定して設計されたリバーサルフィルム「フジクローム・アスティア」がベース。
ソフトで忠実な肌再現と鮮やかな青空や緑の両立を目指しており、扱いやすいフィルムシミュレーション。

4 クラシッククローム
全体的に彩度は抑え気味、階調は硬め。青空にはマゼンタを加えずに他のフィルムシミュレーションとは異なる仕上がり。また、緑や赤など他の色も彩度と色相をコントロールし、全体として独特な色合いに仕上げている。
ノスタルジックな雰囲気が漂うようです。

5 PRO Neg. Hi
プロ用ネガフィルム「PRO160NH」がベース。
PRO Neg.Stdよりも諧調がやや硬く、屋外など凝ったライティングが出来ないシチュエーションでのポートレート撮影に適している。
フラットなライティング下でも適度な陰影が得られる。

6 PRO Neg. Std
プロ用ネガフィルム「PRO160NS」がベース。
諧調と肌色の柔らかさが特徴で、作りこまれたライティングでのポートレート撮影に適しています。
また、ニュートラルな諧調により、撮影後に画像加工を行う際にも最適なフィルムシミュレーション。

7 クラシックネガ
ネガフィルム「SUPERIA」をベースとしている。
メリハリのある諧調と、彩度を抑えつつも明部と暗部の色味を変えることで深みを増した色。ハイコントラストで立体的な表現が得られる。

8 ETERNA / シネマ
映画用フィルム「ETERNA」がベース。
特定の色が主張しすぎないように彩度はおさえめ、急な白飛びや黒つぶれを防ぐハイエストとディープシャドウの非常に柔らかい諧調により、 “シネマ・ルック “を実現している。

9 ETERNA ブリーチバイパス
動画用フィルムシミュレーションETERNAに、多くの映像作家に支持されている “銀残し “のフィルム現像効果を適用。
高コントラストでありつつも彩度は低く仕上げられた画は重厚感があり、ドラマチックな映像の撮影に適している。

10 ACROS
 “世界最高の粒状性 ” と称賛されたモノクロフィルム「ACROS」がベース。
豊かなシャドウディテール、高精細なシャープネスに加え、高感度では粒状性が増し、モノクロフィルムのような質感が得られる。

11 モノクロ
モノクロ写真のモードです。通常のモノクロに加えて、コントラストを高める「イエロー(Ye)フィルター」「レッド(R)フィルター」、緑色を明るく・赤色を濃く表現する「グリーン(G)フィルター」を使ったように表現意図に合わせた画質調整が可能。

12 セピア
時間が経ち色あせた写真を再現したモード。レトロ感やノスタルジックな雰囲気を演出したい場合に適している。


 

snapshot / スナップショット

新しい街並みも、どこかノスタルジック






革や木は良い質感がでます


こんな被写体にはマッチしますね


新しい建物にはちょっと合わないかな、、



location / ロケーション

▲いつもの万代シティで撮影。


gallery / ギャラリー

▼個々の写真には、F値等の設定情報が記載されています。

 

 

camera & lens / カメラとレンズ

▲FUJIFILM X-S10 スナップの相棒です。

 

▲標準ズームレンズ XF18-55mmF2.8-4 R OIS
小型軽量のX-S10ボディと相性の良い、小さな躯体が使いやすい。

 

▲ピークデザインの脱着可能ストラップ。
小型カメラと相性がとても良いです。
長さ調整が楽なので、たすき掛け、首下げ、自由自在です。

  

  

afterword / あとがき

12回に渡って続けてきたフィルムシュミレーション紹介もこれで一巡しました。
実際にそれぞれのシュミレーションと向き合ってみて、私自身も特徴を理解するきっかけができたと思っています。
今までは特定のシュミレーションに偏りがちでしたが、今回のお試しを経て、お気に入りのものも増えました。

今後は、各フィルムシュミレーションのカスタムや、少しレタッチするとどんな感じになるかなど、各論的なものも記載していければと思っています。
ご覧いただきありがとうございました。

▼12種類のフィルムシュミレーション作例です。

FUJIFILM X-S10 / 「ASTIA」で春を切り取りました / photolog vol.43
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本記事では、X-S10のフィルムシミュレーションの作例を掲載しています。今回は彩度の高いVelviaを使用してのスナップです。PROVIAよりも一段と鮮やかな色彩をご覧ください。
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FUJIFILM X-S10 / PRO Neg. Hi(プロネガハイ)で裏原宿スナップ / photolog vol.38
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FUJIFILM X-S10 / クラシックネガの色 / photolog vol.36
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FUJIFILM X-S10 / ETERNA(エテルナ)でスナップ / photolog vol.39
スナップシューターFUJIFILM X-S10。今回はフィルムシミュレーション「エテルナ」の作例です。映画フィルムを再現した、低彩度・軟調な仕上がりで、雰囲気の良さを感じます。シャドウ部も潰れずに粘ってくれます。シネマ的な写真を残してみたくなります。
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FUJIFILM X-S10 / モノクロフィルム「ACROS」でスナップ / photolog vol.42
X-S10 フィルムシミュレーション「ACROS」の作例です。モノクロの一種ですが、高精細なシャープネスとシャドウのディティールが得特徴です。陰影が際立つので、印象的な写りになります。
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FUJIFILM X-S10 作例。同じ白黒でも違いが分かりづらい「モノクロ」と「ACROS」を、作例を通して比較します。結論から言うと、「ACROS」の方がコントラストが高く、くっきりと締まった感じがします。それでは作例を通して違いをご覧ください。
FUJIFILM X-S10 / どこか懐かしい「セピア」で撮ってみた / photolog vol.49
FUJIFILM X-S10 フィルムシミュレーションのセピアでの作例です。昔流行った色合い「セピア色」、今使ってみると新鮮さを感じます。作例なのでノートリ・ノンレタッチの写真です。参考になれば嬉しいです。
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