本記事では、タムロンのEマウント用ズームレンズを3種類使用した桜ポートレート作例を掲載します。
それぞれ焦点距離毎に撮り方を考えながら撮影しました。
レンズを使い分けることで写真にどのような変化があるか、眺めて比較してもらえたらと思います。
① TAMRON17-28mm F2.8 Di III RXD
② TAMRON70-180mm F2.8 Di III VXD
③ TAMRON28-200mm F2.8-5.6 Di III RXD
今回の撮影は新潟市の写真事務所「ナナイログラフ」に所属する芦川玲一さんにリクエストしての撮影でした。
▲ナナイログラフへのリンク。
snapshot / スナップショット
TAMRON17-28mm F2.8 Di III RXD での撮影
手前の桜の隙間から撮影。
広角の面白さですね。
今度は手前に桜を入れずに、さらに上方から撮影。
地面の広がりをより感じることができます。
こちらは正面から広角での一枚。
少し歪みを感じるが、いつもとは違う感じで撮れます。
(広角で寄ってはいけない論争ありましたね、、平和に楽しみましょう)
こちらも17mmでの撮影。
手を伸ばして上から広く撮影するために広角を使用。
脚立があれば広角でなくともいいですが、こんな使い方もできますね。
TAMRON70-180mm F2.8 Di III VXD での撮影
望遠端、F2.8開放で撮影。
前ボケ・後ボケ作りたくなりますよね。
ぐっと寄って明るめに撮影。
なんとなく撮った手。
ふと切り取った一枚。
ピント位置によって表現も変わりますね。
TAMRON28-200mm F2.8-5.6 Di III RXD での撮影
まずは望遠側での一枚。
この焦点距離域だとF5.6が最大開放値なので、背景の輪郭も見て取れます。
こちらは28mmでの引きの一枚。
情報量の多い写真になりますね。
中望遠域で撮影。
全身を入れないポートレートに最適な焦点距離ですね。
顔の輪郭を程よく残す意図で撮影。
そんなに明るくないレンズでも、ズーム側で撮れば程よくボケてくれます。
私的にはこういう周囲の状況を取り込んだ写真が好きです。
スナップに人物を取り込む感覚です。
ロケーション
▲新潟市、白山空中庭園。
桜の時期は沢山の人で賑わいます。
落ち着いて写真を撮るなら早朝が狙い目。
camera & lens / カメラとレンズ
▲SONY a7sⅢ:約1,200万画素フルサイズ機。
ポートレートではメイン機として使っています。
EVFは940万ドットという高精細さで、ファインダー越しに見る世界は格別です。
▲タムロンのレンズはSONY純正と比較して安価なので揃えやすいです。
afterword / あとがき
広角ズーム・望遠ズーム・高倍率ズームと特徴のある3種類を使い分けてみました。
いかがでしたでしょうか。
広角ズームは他2本との違いが明確ですが、望遠側で後者2本をいつどのように選択するかというところが考えどころですね。
夜の望遠撮影となれば70-180mmに圧倒的な優位性があるので迷いませんが、日中のポートレートとなるとむしろ28-200mmの使い勝手の良さが光る気がします。
F2.8の明るさ・ボケ感を必要とするかどうかも選択の材料になりますね。
どんなに良いレンズを手にしても、「何をどう撮りたいか」が定まっていないとそのレンズの特性を存分に発揮することはできないかもしれませんね。
日々考えながら撮りたいものだと、今回の撮影を通じて再認識するところです。
皆様にとって何かの参考になれば幸いです。
この度もご覧いただきありがとうございました。
▼こちらはSONY Eマウントおすすめレンズをまとめた記事です。
レンズ選びの参考になれば嬉しいです。
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