Shimoda Action X30 / シモダデザイン カメラバッグ レビュー / review vol.7

撮影用具
撮影用具review/レヴュー
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本日はカメラバッグのご紹介です。

Shimoda Designs 「Action X30」、アウトドア志向のカメラバッグ。

実は大分前から購入しようと思っていました。

というのも、私はもともと「Action X50」を使用していて、その使い勝手の良さを実感していたからです。

カメラバッグを探している方、こちらも候補に入れてみてはいかがでしょうか?

それなりに高価ですが、その価値を実感できると思います。
 


▼こちらが 「Action X30 BLACK」 です。

 

▼そしてこちらが、バッグの中に入れる仕切り「コアユニット」です。
私はこのミディアムサイズを使用しています。

 

★私は上記二つがセットになった「スターターキット」を購入しましたが、バラで購入しても全く同様の品物です。

 

▼同じくShimoda Designの「explore v2」(エクスプロール)も検討しました。
なぜこちらにしなかったのかは、後ほどお話しします。



 

レヴュー動画

▲収納箇所ごとに紹介するレビュー動画を作りましたので、あわせてご覧ください。

 


仕様・外観

仕様

Action X30 ※今回紹介品Action X50
外寸(約)W30×H50×D16cm(約)W30×H56×D21cm
重量(約)1.72kg(約)1.9kg
ノートPCスペース(約)W24×H35×D1.5cm(約)W24×H35×D1.5cm
主要素材ナイロンナイロン
色展開ブラック or アーミーグリーンブラック or アーミーグリーン
X30とX50を比較すると、高さ、厚さに差があります
背負い比べるとX30の方が大分薄いなあ、と感じます

  

あら?そういえば、あなたはX50も持っていたわよね?
どうして今回X30なの?

 

X50はもちろん良いバッグだよ。
でもね、常用バッグとしては少し大きいね。
泊りがけの旅行やテント泊登山に最適かな。
普段使いだと、やっぱりもうワンサイズ小さい方が便利だね。
あ、ちなみにX70もラインナップにあるけど、僕の体力ではあれを
山の頂上まで担いで行くのは難しいなあ、、。

 

そうなのね、、使い分けを考えているのね。
それにしても結構いいお値段するのね。
カメラバッグって高いのね。

 

まあ、ピンキリだけどね。
例えばピークデザインの「エブリデイ バックパック」なんかも
40,000円近くするよ。
こういう使用頻度の高い用品は、多少高くても納得のいくものをっていうのが大切だよね。

 


外観

スッキリとしていて無骨なデザインが好印象

 

 

X30はスリムな作りです

 

 

ショルダーベルトにも収納があります

 

地面にこのように置いて出し入れする想定

 

街使いの時は腰ベルトは外しています

機能説明

背面メイン収納

ファスナーをぐるっと半周開けると、大きな開口部となります。
このアクセスの良さは大切です。

 

ちょっと機材を入れてみました。
ミラーレス1機、ズームレンズ1本、バッテリー・ケーブル類(赤ポーチ)、ストロボ、フィルター、などなど。
まだ少し余裕があります。

コアユニットの上の空間は、上部や前面からもアクセス可能です。

 

コアユニットの仕切りはマジックテープで止めます。
しっかりとくっつくので、機材の重さでズレることはまず無いでしょう。
小さな仕切りはいくつか入っているので十分足りると思います。

 

背面の蓋にはノートパソコンを収納出来ます。
しっかりとクッションが入っているので安心です。

 

ショルダーベルト部分の収納

左右ともに小さな収納があります。
すぐに取り出したいものを入れるのに適しています。

 

向かって右側、背負った時に左側にくる収納です。
少し小さめなので、大きめのスマホは入らなそうです。

 

私は常時ヘッドランプを入れています。
登山時は必需品ですし、夜景撮りの際も結構使用したい場面があります。

 

こっちは向かって左側、背負った時に右側にくる収納です。
ファスナーを開くと、マチがついている作りなのでちょっと大きな物も入ります。

 

私はこんな風にスマホを入れていることが多いです。

▲落下防止に使用しているストラップコードです。

 

登山の際は特に落下防止が大切ですね。

 

もちろんドリンクホルダーにしてもいいですね。

 

上部収納(ロールトップからのアクセス)

上部はロールトップ構造です。
バックルを外してくるくるすると、、

 

こんな感じになります。

  

開くと大きな収納スペース。
縦長のものも入れられますね。

 

前面側のファスナー付き収納

  

背面側のファスナー付き収納

 

キーなどを付けられます

 

上部収納(前面ファスナーからのアクセス)

ファスナーを開けると先程の箇所にアクセスできます。
収納する荷物が小さい場合は、こちらの方が便利ですね。

 

カメラグローブや軽量ダウンジャケット、ネックウォーマーなどを入れることが多いです。

 

 

前面収納

前面のファスナーを開けると、

 

このぐらい開きます。
開くのは上部、このぐらいまでです。

 

開いて物を入れてみました。
丈の長い物(例えば青のレインウェアを入れてみました)も入ります。
小さいポケット2つには、ティッシュとフィルターが入っています。

 

また、向かって右側の箇所には、折りたたみ傘を入れるポケットがあります。
これはなかなか便利です。

 

前面収納(外付け)

さらに外付けで、もっと丈の長いものを取り付けることができます。
参考までに、登山のトレッキングポールを取り付けてみました。 

 

下部にはリング状の紐があり、そこに引っ掛けます。
さらにベルトで固定。

 

上部にもベルトがあるので、ここを締めて固定します。
揺れが気になる場合は、さらにポール同士を縛ってもいいかもしれませんね。

 

サイド収納

次は両サイドの収納です。
ここがこのバッグの使いやすさの一つです。

 

向かって左側の上側ファスナーを右下へ降ろすとこんなポケットがあります。
少し長めの物を入れることができそうです。

 

下側のファスナーを左下へ下ろすと、中から収納袋が出てきます。

 

このように三脚を入れて絞れば、しっかりと固定することができます。

 




向かって右側の上側ファスナーを開けるとこのように開きます。

 

実はこの開口部は、コアユニットに設けられたファスナーと連結していて、ここから直接機材を取り出すことも出来ます。
バッグを地面に下ろすことなく、カメラを取り出すことも可能です。

 

また、逆サイドと同様に収納袋を出すこともできます。

 

例えば、動画撮影用のジンバルを収納してみるとこんな感じです。
しっかりと固定できます。


 

背負ってみるとこんな感じです。

  

反対側。

 

ウエストベルト

私は普段邪魔になるので取り外していますが、登山の際には取り付けます。

  

このように差し込んで、

 

真ん中裏側のマジックテープで固定すれば取り付け完了。
固く止められるので、全くずれません。

 

両側からしっかり絞ることができます。

 

こんな感じにしっかりフィットします。
安定感が高まり、背負う負担が軽減されます。

 

 

  

他のカメラバッグとの比較検討

▲同じくShimoda designsの「explore v2」(エクスプロール)。
action X30とじっくり比較して、次点となりました。

【比較ポイント】
1、上部収納の拡張性
actionX30はロールトップとなっているのに対して、explore v2はファスナー収納です。
すっきりして良いという長所の反対は拡張性の無さです。
私は、万一荷物が増えたことを想定して、ロールトップを選びました。

2、ショルダーベルトの作り
actionX30は固めの強い素材なのに対して、explore v2は柔らかめのメッシュ素材になっています。
背負い心地と通気性を重視してのことだと思います。
私は多少通気性を犠牲にしても、しっかりした素材で気を使わず使用したいと考え、強度を優先しました。

3、ウエストベルトの長さ
これは自分で締め付けたわけではないので、人づての情報です。
explore v2のウエストベルトはactionXシリーズよりもだいぶ長めに作られているようで、痩せ型の人は絞ってもゆるい感じになってしまうということを聞きました。
元々、欧米人をメインターゲットにしていることから、日本人の骨格や体型を重視しているわけではないようですね。
自分で試したわけではありませんが、そういうリスクがあり得るなら避けようという意識でした。

以上の点から、私の選択はaction X30となりました。

  

▲ピークデザインのエブリデイ バックパック 30L
すっきりとしてよいバッグですが、収納スペースの仕切りや三脚の固定など、action X30には及ばないところが目立ちました。(元々コンセプトが違うからですね、、)

 

あとがき

長々と紹介してきましたが、自分としてもこのバッグの利点を整理したいという思いもありました。
カメラ、レンズ、その他機材は広く深い沼なので、気を抜くとあっという間に浪費してしまいがちです。
所有する物にはそれぞれはっきりとした理由付けをしておきたいところです。
自分の所有物の役割を把握して、一つ一つ必要な物・スキルを積み上げていけたらいいな、と考えています。

今回もご覧くださり、ありがとうございました。
少しでも参考になりましたら嬉しいです。

  

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