ブログのカテゴリを変更したら、PV数に影響が出てしまうのか?
先日、ブログの再構築を思い立ち、カテゴリーを大幅に見直しました。
その結果、大きな失敗となったのでその経験を記事にします。
同じ失敗をされないように、どなたかの目にとまればと思って書きます。
※この記事は2022年8月18日に行ったカテゴリー変更の2日後8月20日に執筆したものです。
カテゴリーを変更した理由
このカメラ・写真ブログを開設してから2年ほど経過しました。
立ち上げ当初に区分けしたカテゴリーが、だんだん記事と合わなくなってきました。
最近やっとgoogleにも認知してもらえるようになり、PV数も右肩上がりになってきたところ。
そこで、さらに更新のモチベーションを上げようと、ブログの再構築に着手しました。
カテゴリーの変更内容
現在の5カテゴリーの下に、子カテゴリーを設け、既存の記事を順にそこに割りあてていきました。
しかも、親カテゴリーの名称を少し変更しました。
![](https://smallworks.jp/wp-content/uploads/2022/08/スクリーンショット-2022-08-23-8.40.48.png)
▲例えばこの記事です
FUJIFILM X-S10 / クラシックネガの色 / photolog vol.36
↑ これが記事のタイトルです。
カテゴリー1 photolog / フォトログ ー スナップ
↑ 記事のタイトルとは別に、カテゴリーはこのような形になっており、この度ここを変更しました。
変更内容
① / の両脇にスペースを設けた
②「フォトログ」の下に「スナップ」という子カテゴリを設けた
また、以前は一つの記事に2つのカテゴリーを当てはめているものが多く、雑然とした管理になっていました。
例)FUJIFILM X-S10 / クラシックネガの色 / photolog vol.36
カテゴリー1 photolog/フォトログ
カテゴリー2 camera/カメラ – X-S10
このような二重管理になっていました。
そこで、カテゴリー2を削除し、カテゴリー1だけを生かすように処理しました。
例)FUJIFILM X-S10 / クラシックネガの色 / photolog vol.36
カテゴリー1 photolog/フォトログ
カテゴリー2 camera/カメラ – X-S10
カテゴリーを変更した記事数 約100記事
上記の変更をすべて合わせると、合計100記事ほどになります。
当ブログのほとんどの記事に、なんらかの変更が生じました。
前提として:元々パーマリンクにはカテゴリ名を入れていません
WordPressでブログを開始した時に設定した、パーマリンクの形式。
私の記事のパーマリンクの形式は「https://●●●.com/%記事のスラッグ%/」でカテゴリ名は入れていません。
これは、ある記事をカテゴリーAからカテゴリーBに変更したり削除したりしても、記事のパーマリンクに影響しないようにという意図です。
これで記事のURLは変更せずにそのまま残るので、PVにも影響しないと考えていました。
その結果どうなったか?
▼結果はご覧のとおりです。(wordpressプラグイン jetpac の統計情報です)
多い時と比較して、PVは1/4以下へと落ち込んでしまいました。
400PV/日だったのが、100以下へ落ち込んでいるようです。
![](https://smallworks.jp/wp-content/uploads/2022/08/スクリーンショット-2022-08-20-16.03.31.png)
これには焦りました、、。
ゆっくりと育ててきたブログが一夜にして振り出しに戻る恐怖がありました。
原因を調べ、考える
ネットで様々な記事を見て、原因を考えました。
検索流入が減少しているので、検索順位が極端に下がったというのは予想がつきます。
おそらくの答えは以下のとおり。
Googleのクローラーはカテゴリーも含めて記録している。
そのため、パーマリンクに変更が無くてもクローラーが該当の記事を探せなくなる。
安易に考えていました。
カテゴリーの階層も手がかりにクローラーは巡回しているようですね。
どう対処したか?
一度途切れてしまったgoogleの紐付けは、そう簡単には戻らないと思います。
ひとまずある程度までカテゴリーの変更を元に戻して、様子を見ることにしました。
カテゴリーの整理も必要な事項ではあるので、ひとまずある程度までの復元です。
復元内容は以下の2点です
① 子カテゴリーへ割り振った記事を、以前のように親カテゴリー直下へ戻す
②親カテゴリーの名称を元に戻す(体裁を整えるためのスペース入力をやめた)
※二重管理になっていた2つ目のカテゴリーは元に戻さず、削除したままにします
今後のPV数回復具合を更新していきます
このような応急対策によって、どのくらいPV数が回復してゆくか、一定期間ごとに更新していきます。
何も対策をしないと、3ヶ月程度の時間を要するらしいですが、どうなることでしょうか。
もちろんその間も、新しい記事を執筆してブログ全体のボリュームを増やしていきます。
カテゴリー変更から一週間後のPV状況
8月24日更新
結局、激減当日8月20日のPV数は100ぐらいでした。
前回載せたグラフは途中の状況だったようです。
回復具合を見ると、8月24日現在、200PV程度ですね。
本日24日もまだ途中でしょうから、もうちょっと伸びるとは思います。
![](https://smallworks.jp/wp-content/uploads/2022/08/スクリーンショット-2022-08-24-18.41.39.png)
とは言っても、以前PVを沢山集めていた記事は、まだ沈黙状態です。
それらの記事のPVが戻り始めるのがいつになるのかが、気がかりなところです。
では、できるだけ良質な記事を書くことを意識しながら、また一週間様子をみていきます。
カテゴリー変更から二週間後のPV状況
8月31日更新
激減後と比べて、だいぶPV数が戻ってきました。
25日はさらに大きなアクセスがあったようです。
内訳を見てみると、PVを稼いでいるのは以前の主力記事ではなく、最近一生懸命執筆した記事達でした。
以前の記事が再びPVを獲得できるように、サーチコンソールで分析し対応していきたいところです。
![](https://smallworks.jp/wp-content/uploads/2022/09/スクリーンショット-2022-09-02-14.53.04-1024x420.png)
カテゴリー変更から二週間後のPV状況
9月7日更新
25日の一時的な伸び以降は堅調な推移でした。
しかし9月7日になって一気にPVが減少しています。
以前主力だった記事もある程度のPVを稼いでいた矢先でした。
こうなるとカテゴリー変更が要因なのか何なのかわかりにくくなりますね。
原因は検索順位が下がったということに尽きるのでしょう。
ではなぜ下がったのか、気長に分析して、リライトなどの対応をとってまいります。
![](https://smallworks.jp/wp-content/uploads/2022/09/スクリーンショット-2022-09-13-8.22.24-1024x265.png)
カテゴリー変更から一ヶ月後のPV状況
9月18日更新
増えたり減ったりと、忙しいPV変動です。
こうなるともうカテゴリー変更の影響とは言えないようです。
単純に私の記事が検索の上位にきた日とそうでない日の違いなのでしょう。
私の記事は基本的に賞味期限の短い記事が多いので、少しずつ長く読まれる記事を増やしてまいります。
![](https://smallworks.jp/wp-content/uploads/2022/09/スクリーンショット-2022-09-27-18.23.42-1024x373.png)
PV数を追いかけるのは、ここで一区切りとします。
カテゴリー変更はPV数減少の一要因ではありましたが、長い期間の中では記事の「実力」の要因が浮き彫りになってきますね。
少しずつ、良い記事を増やせるように努力していきます。
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