TAMRON(タムロン)70-180mm F/2.8 Di III VXD レビュー / SONY Eマウント用おすすめ望遠ズームレンズ

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標準ズームレンズの次に欲しくなるレンズとして、望遠ズームレンズがあげられます。

タムロンの大三元レンズの一角として、2020年5月に発売された本レンズ。

70-180mm全域でF2.8の明るさを実現しています。

Eマウント望遠ズームレンズの定番である本レンズをレビューしてきます。




▼SONY Eマウントおすすめレンズ一覧はこちら。

SONY Eマウント フルサイズα用 定番 & おすすめレンズ紹介 / 随時更新
本記事ではSONY Eマウントレンズの中で、私が実際に使ってみたレンズを紹介します。どのようにレンズ群を揃えていけば良いか色々と迷いますよね。作例を載せて紹介しますので、選択の助けになれば幸いです。詳しい内容はそれぞれのレンズ紹介記事をぜひご覧ください。



TAMRON(タムロン)70-180mm F/2.8 Di III VXD はどんなレンズ?

コストパフォーマンスの良い、手頃な大三元望遠ズーム

このクラスの純正望遠ズームレンズには、FE 70-200mm F2.8 GM OSS IISEL70200GM2)というSONY純正の大人気レンズがあります。

Ⅱ型が2021年11月に発売され、今なお手に入りにくい状況が続いています。

そしてお値段も最高級で、32万円以上は必至となっているようです。。


そんな純正レンズと比べて、本レンズはかなりリーズナブルです。
最安値だと11万円ちょっとで購入できます。




主要スペック

対応マウントSONY Eマウント
焦点距離70-180mm
明るさF2.8
最短撮影距離AF時 / 0.85m(全域)
MF時 / 0.27m(W)〜0.85m(T)
最大撮影倍率AF時 / 1:4.6(全域)
MF時 / 1:2(W)〜1:4.6(T)
手ブレ補正なし
フィルター径φ67mm
最大径φ81mm
長さ149mm
質量810g

純正の「SEL70200GM2」と比較してみたいわね。
軽さではメリットがありそうね。

純正レンズは1,045gだから、約235gも軽いんだね。
その分、手ブレ補正非搭載だったり、望遠側が20mm短かったりと、
性能差はあるよね。

確かに性能面では当然差が出てくるわよね。
私にとってどちらが最適解か、ということが大事なのよね。

そうそう、価格差・重量差も含めて、トータルで判断しなきゃね。
そして僕は街で使うことを考えると、黒色のレンズの方が控えめで好きだね。




 

外観

F2.8通しのズームレンズにしてはコンパクトにまとまっている




フィルター径は67mm




フードを装着




手の大きさと比較





ズームした状態




SONY α7SⅢ につけてみると

決して小さいとは言えないが、このクラスのズームレンズとしてはよくまとめられている




横側から




上から




TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD の良いところ

良い点① F2.8通し & 望遠端180mm

180mm | F2.8 | ss1/250 | iso4000

本レンズの望遠端は180mm。

SONY純正のSEL70200GM2の望遠端は200mm。

20mmの差をどう考えるかだが、正直このくらいのズーム域になると20mmの違いは許容範囲内だと私は思います。

少しクロップすることでほぼ同じ画角を得ることが可能です。

所有している「TAMRON28-200mm」の200mm側と比べてみても、望遠端の物足りなさを感じることはありませんでした。

そしてF2.8の180mmは撮影していて楽しい、、。





良い点② 軽量コンパクト

タムロンは本当に小型軽量化が上手なメーカーです。

このクラスのレンズは1,000gを超えるのも仕方ないと思っていても、それを約200gも下回ってくれると一層嬉しい。

いつも言っていることだが、レンズは使ってこそだと思う。

気軽に持ち出せるということは、画質と同じくらい大切なことだ。





TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD のもう少しなところ

改善して欲しい点① : 手ブレ補正がない

残念ながら手ブレ補正は搭載されていない。

SONY純正レンズには搭載されているので、少し残念なところである。

ボディ側の手ブレ補正を上手に利用して撮影したい。

とは言っても、180mmであれば、ボディ側だけでも十分対応可能だと思われる。





作例

静止画作例

146mm | F8 | ss1/640 | iso320
絞って、近景と遠景を描写した一枚




180mm | F2.8 | ss1/2500 | iso80
開放F2.8、望遠端での描写
望遠ズームならではの圧縮を生かした一枚




70mm | F2.8 | ss1/1250 | iso80
AF使用時でもこのくらいまで寄れる
MFであればさらに大きく写すこともできる




92mm | F8 | ss1/400 | iso320
通りの向こう側も自由な画角で切り取ることができる
望遠ズームの醍醐味




101mm | F2.8 | ss1/1000 | iso80
ポートレートレンズとしても大活躍です
ボケを生かした画作りが楽しい
model : 芦川玲一さん






117mm | F2.8 | ss1/800 | iso80






180mm | F8 | ss1/4 | iso800
三脚を使用して望遠端で撮影




180mm | F2.8 | ss1/160 | iso8000
iso感度を上げて、手持ちで撮影
東京タワーの足元、人々を入れた構図



180mm | F2.8 | ss2000 | iso80
桜で前ボケをつくり、飛行機にフォーカス




137mm | F2.8 | ss1/2500 | iso80
人をボカせばストリートスナップで使用しても楽しいですね





あとがき

SONY Eマウントレンズ 「TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD」についてレビューしてきました。

標準ズームレンズと共に一本は所有しておきたい「望遠ズームレンズ」。

SONY純正レンズとどちらにしようか迷う方も多いかと思います。

この記事がレンズ選択の参考になれば嬉しいです。

この度もご覧くださりありがとうございました。



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▼SONY Eマウントおすすめレンズをまとめた記事です。

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▼こちらは便利ズーム「TAMRON 28-200mm F2.8-5.6 Di Ⅲ RXD」のレビューです。よろしければご覧ください。

TAMRON 28-200mm F2.8-5.6 Di Ⅲ RXD レビュー / おすすめ便利ズームレンズ / 日常から旅行までこの一本で
本記事では、SONYフルサイズ用Eマウントレンズ「タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD」についてレビューします。外観・スペック・作例と順に掲載していきます。軽量コンパクトなこのレンズ、αシリーズ用「最初の一本」にふさわしいレンズです。

 

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