本記事では、「SOUNDPEATS」のつけ心地抜群の最新イヤホンを紹介します。
2025年2月24日に発売された、耳を塞がないオープンイヤー型のイヤホン「UUイヤーカフ」。
従来のカナル型やイヤーフック型とは違った、とても自然なつけ心地が気に入っている製品です。
特徴やメリット・デメリットについて順に紹介していきます。
▼こちらの製品です。
▼動画でのレビューはこちらをご覧ください。
SOUNDPEATSとは?

「SOUNDPEATS」はイヤホン製造15年、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング・ビックカメラ・ヨドバシカメラなど、様々な場所で販売を行っている企業です。
累計3,000万台の販売を誇っており、「高音質なイヤホンを一部の人だけでなく、全ての人が日常的に使えるようにする」ということを理想に掲げています。
所在地は昨今のハイテク産業を牽引している「中国の深セン」であり、先進的な製品が日々考案されています。
UUイヤーカフとは

耳に挟むイヤーカフ型

イヤホンといえば、耳に入れるタイプの「カナル型」「インナーイヤー型」、耳に掛ける「イヤーフック型」などが定番でした。
そんな中、近年注目されているのがこの「イヤーカフ型」。
本製品のように耳に軽く挟むもので、従来製品とはちょっと違ったつけ心地を味わうことができます。
基本スペック
製品名 | UUイヤーカフ |
タイプ | ワイヤレス |
形式 | イヤーカフ型 |
本体操作 | 物理ボタン |
ドライバー方式 | 10.8mm デュアルマグネットダイナミックドライバー |
再生周波数帯域 | 20Hz—20KHz |
対応コーデック | AAC、SBC |
Bluetoothバージョン | Bluetooth5.4 |
最大持続時間(イヤホン) | 8時間 |
最大持続時間(充電ケース込み) | 30時間 |
重量(単体片方) | 4.7g |
重量(充電ケース込み) | 46.73g |
サイズ(単体片方) | 27.4×26.7×22.5mm |
サイズ(充電ケース) | 63.7×49.8×30.6mm |
充電時間(イヤホン) | 1.5時間 |
充電時間(充電ケース) | 2時間 |
充電コネクタ | USB-C |
急速充電 | 10分→2時間 |
ノイズキャンセリング | 非対応 |
内蔵マイク | 片側1基 |
風切り音低減 | 対応 |
専用アプリPeatsAudio | 対応 |
防水性能 | IPX5 |
通常価格 | 6,180円 |
・再生周波数帯域 20Hz—20KHz
・最大持続時間(イヤホン) 8時間
・重量(単体片方) 4.7g
・カラー 黒 or 白
・価格 6,180円
▲主なチェックポイント。
日常使いに適した性能を備えています。
使い方
接続方法


イヤホンを入れた状態でケースを開くと、自動的に周辺にあるデバイスとのペアリングが可能になります。
該当のデバイスで「接続」を押すだけで接続完了。
一度設定されれば、次回以降はケースから取り出すだけで自動的に接続されます。
専用アプリ「PeatsAudio」について

専用アプリを使えば、イヤホンを自分好みにカスタマイズすることができます。
・EQ調整
・ムービーモードなど各種モード
・ダイナミックEQ
・音声ガイダンスの音量調整
・音声ガイダンスの言語切り替え
・ボタン操作のカスタマイズ
・排水機能
・探す機能
など
このように様々な設定が可能です。

▲ダイナミックEQはオンにしておくと、より臨場感のあるサウンドになる。
既定でオンになっているので、そのままにしておきましょう。


▲カスタムイコライザーでメリハリの効いた音にカスタマイズすることも可能。
低音と高音を効かせて好みの感じに設定しています。

▲物理ボタンの操作割当を変更することも可能。
これはデフォルトの設定です。
使いやすいようにカスタマイズしましょう。

▲私はこのようにカスタマイズしています。
・シングルタップは音量調整
・ダブルタップで曲の移動
・トリプルタップで再生・一時停止
UUイヤーカフの良いところ3点
フィット感が最高

このイヤホンの最大の魅力は快適なつけ心地。
実際に使用してみるとすぐに実感できます。
装着の違和感が無いので、長時間使用に最適なイヤホンだと思います。

耳の裏側を面で支える構造になっており、安定した着用感が得られます。
また、耳の上部に引っ掛けないので、メガネやマスクとの併用にも適していますね。

▲このU字の強度が絶妙で、長時間つけていても全く痛くならない。
つけているのを忘れるくらいの快適さです。
かと言って外れやすいというわけではなく、フィット感はしっかりとしているので、ジムや通勤時の使用でも問題ありません。
周囲の音が聞こえて安心

UUイヤーカフは耳を完全には塞がない「オープンイヤー型」のイヤホンなので、周囲の音も同時に耳に入ってきます。
カナル型のように没入感を求める用途には適しませんが、環境音などが多少聞こえた方が良い用途にマッチしています。
電車・徒歩での通勤時などが想定されますし、作業時でも耳を塞ぐことに抵抗がある人にとっては良い選択肢ですね。
私もどちらかと言うとと耳を完全に塞ぐのは好まないので、このイヤーカフの使用感を気に入っています。
また、気になる音漏れについてですが、このイヤホンは意外と漏れにくいです。
静かな環境で結構大きな音にしてみて、やっとかすかに聞こえるかという感じなので、普段は全く気にせず使用できる範囲だと思います。
物理ボタンが使いやすい

無線タイプのイヤホンでは、一般的に「物理ボタン」ではなく、本体をタップすることで音量調整などを行うものが主流です。
そんな中、このUUイヤーカフは左右に「物理ボタン」を備えています。
非物理ボタンでタップ操作するものは、デザイン的には優れるのですが、確実な操作性とう面ではやはり「物理ボタン」に劣りますよね。
本製品は指先でしっかりと押せるボタンがあるので、操作に安心感があって好印象です。
UUイヤーカフの改善して欲しいところ2点
イコライザー無しだとこもった感じの音質
UUイヤーカフはもともと「ダイナミックEQ」がONになっているので感じないかもしれませんが、OFFにした時の音質はこもった感じの音になってしまいます。
イコライザーで好きなように改善できるのですが、元々の音質をある程度くっきりしたものにしてもらえたら一手間が省けて嬉しいですね。
マイクの音質は物足りないかも
正直ワイヤレスイヤホンにマイク音質を期待するのも酷かとは思います。
UUイヤーカフのマイク音質もやはりそれなりの感じで、聞き取りやすいとは言えないです。
周囲の音を結構拾いやすいので、賑やかな場所でのマイク使用は難しいかと思われます。
これはUUイヤーカフだけではなく、ワイヤレスイヤホン全般に言えることかと思うので、参考までに。
ケースのUSB接続端子の場所

細かいところですが、接続端子の場所の位置がちょっと気になってしまいました。
このようにケースを立てないと接続できない位置にあるので、少々不便を感じます。
できれば背面にそのまま接続できる仕様にして欲しかったです。
一週間使ってみての感想


この一週間、カフェで使ったり、ジムで使ったりと、様々なシーンで使ってきました。
音漏れしにくいので遠慮なくカフェでも使用できます。
また、ランニングマシーンの振動くらいでは全く問題ありませんでした。
そして周囲の物音も多少耳に入ってくるので安心感が高いです。
つけ心地の良さとあいまって、開放型のメリットをしっかりと感じられました。
まとめ
SOUNDPEATSの「UUイヤーカフ」について紹介してきました。
耳に挟むタイプのオープンイヤー型イヤホンは普段使いに最適だと感じています。
・つけ心地を優先したい
・10,000円以内に収めたい
・メガネやマスクと併用することが多い
このような方にマッチする製品だと思います。
ワイヤレスイヤホンもピンからキリまであるので、予算と相談しながら最も自分に合うものを選びたいものですよね。
高いものでは2万、3万円なんてものもあるので、本当にそれだけのものが必要かじっくりと検討してみましょう。
ちなみに私はこのUUイヤーカフの装着感・音質共に十分満足できています。
是非、皆様のイヤホン候補に入れてもらえたら嬉しいです。
ご覧くださり、ありがとうございました。
▼こちらはSOUNDPEATSの新製品「Air5Pro」のレビューです。
カナル型の高音質イヤホンです。
よろしければご覧ください。

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