本記事ではマンフロットの三脚を「アルカスイス互換」に変更する方法を記載します。
アルカスイスについての詳しい説明は省略しますが、簡単に言うと「カメラ側のプレート」と「三脚側のクランプ」の統一的な規格のようなものです。
機材をアルカスイス化することにより、メーカーの異なる三脚等を使用する際でも、プレートを外すことなくそのまま使用出来るようになります。
簡単に変更出来ますので、ぜひ試してみて下さい。
とても使いやすくなり、機材固定力も向上しますのでおすすめです。
▼私の三脚はこちら、マンフロット「Befee Advanced」。
カーボン製フレームで、重量1.25kg、最大耐荷重は9kgと軽量堅牢を両立。
マンフロットのクランプとプレートはこんな構造
しっかりとはめ込めば強く固定されるのですが、コツをつかむまではなかなか面倒な操作でした。
はまっていると思ったら固定されていなくて、カメラがぐらっと落ちそうになったこともありました。
やはりアルカスイスの方が操作性に優れています。
「クランプ」と「アダプター」を購入します
クランプ:MENGS DE-50
▲アルカスイス互換のクランプです。
大きさがちょうど良く、角も丸く加工されているので安心です。
私のおすすめ製品です。
アダプター : Haoge メス-オス ボスアダプター
▲このアダプターが必ず必要になります。
使い方は後ほど説明します。
交換手順
それではマンフロット純正クランプからMENGSのクランプへ交換していきます。
必要工具は六角レンチだけなので、とても簡単にできます。
六角レンチでネジを外し、純正クランプを外します
▲このように簡単に取り外せます。
▲このようにクランプと受け手はメスオスの構造になっています。
クランプがオス、受け手がメス構造です。
▲ところが、社外品のクランプは「メス構造」なのです。
受け手がメス、クランプもメスとなり、このままでは固定できません。
これがアダプターが必要となる理由です。
アダプターを受け手に載せ、MENGSのクランプを装着します
▲小さなアダプター、大きい出っ張りが下にくるように載せます。
これで受け手側がオス構造に変わります。
それではクランプを載せて、固定しましょう。
▲これで装着完了です。
クイックリリースプレートは「ピークデザイン」製がおすすめ!
▲こちらは私が愛用しているプレートです。
ピークデザイン製なので、同社製のアイテムとの親和性が高いのでおすすめです。
このようにピークデザインのストラップだと簡単に着脱できます。
三脚に固定するとストラップが邪魔になるので、すぐに外せるのは便利です。
▲私が使用しているのはピークデザインの「リーシュ」という細身のストラップです。
素材が柔らかく、自在に扱えるのが良いところです。
簡単に長さを変えられるので、色々な使い方ができます。
カメラをクランプに固定してみる
クランプにプレートを乗せて
このノブを回すと締め付けることができます
しっかりと固定され、外れることはありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
構造さえわかれば、意外と簡単にカスタムすることができますね。
今回はマンフロットの三脚を例に説明しましたが、他メーカー三脚でも同様に付け替えることが可能です。
まだアルカスイス化していない三脚を使っていたら、早目にカスタマイズしてより快適に撮影を行いましょう。
▼今回少し触れた「ピークデザイン」の「リーシュ」を紹介しています。
使いやすいストラップです。
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