FUJIFILM X-S10 / 「PROVIA」で撮った日常 / photolog vol.41

ストリートスナップ
ストリートスナップphotolog/フォトログ
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本記事では、フィルムシミュレーションの中でもベーシックな「PROVIA」の作例を掲載します。

日常の何気ないシーンをスナップするのに適したシュミレーションですね。

肩肘を張らずに日々を切り取りたいと思わせてくれる、そんなモードです。


 

フィルムシミュレーション12種類

▼X-S10 フィルムシミュレーション12種のまとめ記事はこちら

FUJIFILM(フジフイルム)X-S10 フィルムシミュレーション全12種を使ってみた
本記事では、FUJIFILM X-S10に搭載されている12種類のフィルムシミュレーションを紹介します。数ヶ月かけて様々な場所で撮り歩いた作例です。それぞれのフィルムシミュレーションがどんなシーンにマッチするか、眺めながら想像してもらえたら嬉しいです。


X-S10のダイヤルを回すと、以下の順でフィルムシミュレーションが切り替わります。
今回は1番目の「PROVIA」で撮った写真です。
 

●PROVIA / スタンダード
プロ用のリバーサルフィルムのスタンダードタイプ「フジクローム・プロビア」がベース。
多くの方が心地よく感じる色再現を追求し、風景から人物まで、あらゆる被写体に対応するオールマイティなフィルムシミュレーション。

●Velvia/ビビッド
特徴(FUJI抜粋):プロ用超高彩度リバーサルフィルム「フジクローム・ベルビア」がベース。スタンダードな「プロビア」に対し、風景写真家が期待する鮮やかでメリハリのあるイメージカラーが特徴。

●ASTIA/ソフト
ファッション・ポートレート撮影での使用を想定して設計されたリバーサルフィルム「フジクローム・アスティア」がベース。
ソフトで忠実な肌再現と鮮やかな青空や緑の両立を目指しており、扱いやすいフィルムシミュレーション。

●クラシッククローム
全体的に彩度は抑え気味、階調は硬め。青空にはマゼンタを加えずに他のフィルムシミュレーションとは異なる仕上がり。また、緑や赤など他の色も彩度と色相をコントロールし、全体として独特な色合いに仕上げている。
ノスタルジックな雰囲気が漂うようです。

●PRO Neg. Hi
プロ用ネガフィルム「PRO160NH」がベース。
PRO Neg.Stdよりも諧調がやや硬く、屋外など凝ったライティングが出来ないシチュエーションでのポートレート撮影に適している。
フラットなライティング下でも適度な陰影が得られる。

●PRO Neg. Std
プロ用ネガフィルム「PRO160NS」がベース。
諧調と肌色の柔らかさが特徴で、作りこまれたライティングでのポートレート撮影に適しています。
また、ニュートラルな諧調により、撮影後に画像加工を行う際にも最適なフィルムシミュレーション。

●クラシックネガ
ネガフィルム「SUPERIA」をベースとしている。
メリハリのある諧調と、彩度を抑えつつも明部と暗部の色味を変えることで深みを増した色。ハイコントラストで立体的な表現が得られる。

●ETERNA / シネマ
映画用フィルム「ETERNA」がベース。
特定の色が主張しすぎないように彩度はおさえめ、急な白飛びや黒つぶれを防ぐハイエストとディープシャドウの非常に柔らかい諧調により、 “シネマ・ルック “を実現している。

●ETERNA ブリーチバイパス
動画用フィルムシミュレーションETERNAに、多くの映像作家に支持されている “銀残し “のフィルム現像効果を適用。
高コントラストでありつつも彩度は低く仕上げられた画は重厚感があり、ドラマチックな映像の撮影に適している。

●ACROS
 “世界最高の粒状性 ” と称賛されたモノクロフィルム「ACROS」がベース。
豊かなシャドウディテール、高精細なシャープネスに加え、高感度では粒状性が増し、モノクロフィルムのような質感が得られる。

●モノクロ
モノクロ写真のモードです。通常のモノクロに加えて、コントラストを高める「イエロー(Ye)フィルター」「レッド(R)フィルター」、緑色を明るく・赤色を濃く表現する「グリーン(G)フィルター」を使ったように表現意図に合わせた画質調整が可能。

●セピア
時間が経ち色あせた写真を再現したモード。レトロ感やノスタルジックな雰囲気を演出したい場合に適している。

 

snapshot / スナップショット

PROVIAの青
信濃川とりゅーとぴあ、新潟市の代表的な風景の一つです

 

春の冷えた朝の一枚

 

ビュー福島潟
白と青

 

花も良い発色ですね

 

結構鮮やかに写ります

 

彩度の低いシーン

 

春の雪山

 

白い世界です

 

白い雪面とアイゼンの黄色

 

逆光シーン

  

 

gallery / ギャラリー

 


camera & lens / カメラとレンズ

▲FUJIFILM X-S10 スナップの相棒。

 

▲標準ズームレンズ XF18-55mmF2.8-4 R OIS
小型軽量のX-S10ボディと相性の良い、小さな躯体が使いやすい。

 

▲ピークデザインの脱着可能ストラップ。
小型カメラと相性がとても良いです。
長さ調整が楽なので、たすき掛け、首下げ、自由自在です。

  

afterword / あとがき

スタンダードということで大きな特色のある写りではありませんが、目にしたものをありのままに近い姿で写せるフィルムシミュレーションです。

とりわけ自然風景での使用率が高くなります。

Velvia(ビビッド)を使って彩度の高い写真にすることもありますが、気分で使い分けることも多々。

シーンと自分の狙い次第で、様々な選択が可能なFUJIFILMのフィルムシミュレーション。

上手に使い分けて、じっくりと写真を楽しみたいですね。


 

▼12種類のフィルムシュミレーション作例です。

FUJIFILM X-S10 / 「ASTIA」で春を切り取りました / photolog vol.43
X-S10 フィルムシミュレーション「ASTIA」の作例。リバーサルフィルムの一つを再現したもので、鮮やかだけれども華美過ぎない発色が特徴です。青空のある風景や花を撮ると、綺麗に映える印象があります。今回は桜の季節にスナップした作例です。
FUJIFILM X-S10 / 「PROVIA」で撮った日常 / photolog vol.41
今回はフィルムシミュレーションの中でもベーシックな「PROVIA」の日常スナップです。日々の記録写真でも「記憶色」と言われるPROVIAで写すと特別な景色に変わる気がします。作例としてご覧いただけたらありがたいです。
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本記事では、X-S10のフィルムシミュレーションの作例を掲載しています。今回は彩度の高いVelviaを使用してのスナップです。PROVIAよりも一段と鮮やかな色彩をご覧ください。
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こんにちは。 FUJIFILM X-S10フィルムシュミレーション作例です。 クラシッククロームを使用して、趣のある建物内を撮影してきました。 ノスタルジックな雰囲気をご覧いただけたら嬉しいです。
FUJIFILM X-S10 / 「PRO neg std」で撮るポートレート&スナップ / photolog vol.46
X-S10「PRO neg std プロネガスタンダード」でのポートレートとスナップの作例です。柔らかな肌色を再現するこのシミュレーションはポートレート撮影に適しています。明暗のある場面でも、しっかりと人物の色味を再現してくれています。作例
FUJIFILM X-S10 / PRO Neg. Hi(プロネガハイ)で裏原宿スナップ / photolog vol.38
お気に入りのスナップシューターFUJIFILM X-S10。今回はフィルムシミュレーション「PRO Neg. Hi」の作例です。トーンは硬調で、暗部が引き締まるので、メリハリのついた仕上がりになります。参考になればうれしいです。
FUJIFILM X-S10 / クラシックネガの色 / photolog vol.36
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FUJIFILM X-S10 / ETERNA(エテルナ)でスナップ / photolog vol.39
スナップシューターFUJIFILM X-S10。今回はフィルムシミュレーション「エテルナ」の作例です。映画フィルムを再現した、低彩度・軟調な仕上がりで、雰囲気の良さを感じます。シャドウ部も潰れずに粘ってくれます。シネマ的な写真を残してみたくなります。
FUJIFILM X-S10 / 映画の「銀残し」ETERNA ブリーチバイパスの光と影 / photolog vol.40
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FUJIFILM X-S10 / モノクロフィルム「ACROS」でスナップ / photolog vol.42
X-S10 フィルムシミュレーション「ACROS」の作例です。モノクロの一種ですが、高精細なシャープネスとシャドウのディティールが得特徴です。陰影が際立つので、印象的な写りになります。
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FUJIFILM X-S10 作例。同じ白黒でも違いが分かりづらい「モノクロ」と「ACROS」を、作例を通して比較します。結論から言うと、「ACROS」の方がコントラストが高く、くっきりと締まった感じがします。それでは作例を通して違いをご覧ください。
FUJIFILM X-S10 / どこか懐かしい「セピア」で撮ってみた / photolog vol.49
FUJIFILM X-S10 フィルムシミュレーションのセピアでの作例です。昔流行った色合い「セピア色」、今使ってみると新鮮さを感じます。作例なのでノートリ・ノンレタッチの写真です。参考になれば嬉しいです。
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